当院では、主に次の3つを大切にして施術にあたっています。
- リハビリ(運動療法)
- マッサージ
- メンタルケア
が、その中でも1.リハビリ(運動療法)を重点的に行っています。
また、当院の運動療法はただの運動療法ではありません。
リハビリ(運動療法)
理学療法士などによるリハビリのほとんどは、「立つ」「座る」「歩く」など、動きの訓練が行われます。
しかしそれらを行っていても、立ちにくい、座りにくい、つまずいたり転んだり、歩きにくい方も多いのではないでしょうか。
それらがあまり効果を発揮しないのはなぜでしょうか?
それは「身体を支える筋力」がないまま行われているからです。
「立つ」「座る」「歩く」どの“動作”は動くくための“支え”があって初めて動けるのです。
当院のリハビリ(運動療法)は、この“支える力”がつくよう行われます。
マッサージ
適度なマッサージは、病気などにより緊張した身体や心をリラックスさせてくれます。
当院では、痛みやむくみ・筋緊張の強い、床ずれがある患者さんに、それぞれの患者さんに合わせ、マッサージをさせていただいています。
たとえば脳梗塞になると、筋肉がたいへん緊張します。
そのまま緊張した状態が続いていると、生活の不便さだけでなく、筋疲労が起こり、不快感に加え、倦怠感もあらわれてきます。
その状態のまま生活していると、あちこちに不調もあらわれてきますし、イライラしてきたりします。
頭の中の梗塞を治療することはできませんが、病気による症状が軽減され、日常生活が送りやすくなるよう、お手伝いさせていただきます。
メンタルケア
当院は、これら3つの中でも、この “メンタルケア” をもっとも大切にしています。
「苦しみを安らぎへ」
- 患者さんの『心』
- ご家族の『心』
- サポートする周りの方々の『心』
そして - 僕の『心』
高齢であるが故、また難病であるが故、症状の改善が難しい場合はあります。
それでもなお、人は『心』が満たされることで、苦しみは軽減され、落ち着くことができると僕は信じています。
心の力
僕が施術において『心』を大切にするようになったのは、専門学校時代、長年わずらっていた腰痛が心の力で治ったことがきっかけです。
それから心について学び、病気と心・身体の関係を学んでいきました。
障害・難病を負った方たちが書かれた本、またお医者さんが書かれた本など、たくさんの本も読んできました。
それらの書籍の多くで”心の力”に触れられていました。
世の中には障害を持った方がたくさんいらっしゃいます(身体障害者数366万人 平成24年度)。
その方たちは、身体的に回復が難しい場合は多いでしょう。
しかしそんな方たちへ、少しでもサポートできたらと願っています。